医療現場の崩壊
今や、パンデミックの中心地を中国から欧州へと移した新型コロナウイルス。
イタリアでは、圧倒的な感染者数であり、医療現場の崩壊が起きています。
私も医療の現場で働いておりますが、新型コロナウイルスの患者用ベッドはもう足りません。
新型コロナウイルス患者が入院している中、マスクは1週間に1枚しか配られず、医療従事者までも感染の危機にさらされています。
もうこれは、日本でも医療現場の崩壊が起きていると言えるのではないしょうか。
そんな中、新型コロナウイルスは、飛沫感染だけではなく、空気感染もする可能性が浮上しています!
空気感染と飛沫感染の違い、そして接触感染についてを詳しく見ていきましょう。
空気感染
空気感染とは、ウイルスが非常に小さいため、地面に落下せずに大気中に浮いているという状態での感染を指します。
誰かが咳をしていなくても目に見えないウイルスが大気中にあるので、呼吸をしているだけで、感染してしまうというリスクがあります。
人口密度が高い地域では、感染者も多くなるため、おのずとウイルスが浮遊している可能性が高くなります。
浮遊している時間が例えば3時間であれば、その浮遊時間中に、マスクを外している時点でアウトです。
飛沫感染
飛沫感染は、感染者の咳やくしゃみがかかってしまうことで起きる感染です。
空気感染するウイルスと比較し、飛沫感染するウイルスは大きいので、大気中に漂い続けることができずに、すぐに地面へ落下してしまいます。
この場合、感染者はマスクで咳やくしゃみをかけてしまうことを防ぎ、非感染者はマスクでしぶきをかからないようにすることが大切です。
咳の飛沫を避けるには、2メートルの距離が必要と言われています。
咳をしている人を見かけたら、2メートル離れましょう。
接触感染
接触感染は、ウイルスを直接触れることで感染してしまうことを指します。
感染者が触れた、ドアノブやつり革、小銭や品物まで、リスクはそこら中に散らばっています。
接触感染に関しては、手洗い、アルコール消毒が重要です。
そして、手洗いやアルコール消毒をしていない手で、顔を触らないことです。
顔に触ると、口から感染します。
今、あなたの手にはウイルスが付着していないと言い切れますか?
もしかしたら、あなたのスマホにもウイルスは付着しているかもしれません。
顔を触らないための、効果的な意識付けとして、【自分の手は便まみれである】と考えることです。
自分の手に、便がついていたら絶対に顔は触りませんよね!
ちょっとした、思考の転換で、感染を防ぐことができます。
もう一度言います。
あなたの手は便まみれです!
おわりに
まだまだ収束する気配がない新型コロナウイルス。
私は、年末からチケットを買って、ずっと楽しみにしていたライブが中止になりました。
すごくすごく悲しいです。
このまま感染が収束しなければ、東京オリンピックは中止。
リーマンショック並みの不況へと突入するかもしれません。
自分たちの生活を守るためにも、一人一人が感染予防に努めていけたらと思います。