あなたと、同じ夢を見れたら。

どこにでもいるようなとある社会人です。あなたの一瞬の暇つぶしにどうぞ。 なんでもない日常に、少しの彩りを添えられたら。

2019-09-02から1日間の記事一覧

一年という歳月の間、鼻に届くことのなかった匂い

夕暮れ いつからだろう 頬をなでる風からは、いつの間にかぬるさが消えていた 一つの季節の終わりを告げるように、切なげな蝉の声が運ばれてくる 僕は、この風の匂いを知っている それはまるで、ほんの少し前に嗅いだことのあるような匂い 草のような、大地…